私のバセドウ病とアルコール
2016/09/13
私はお酒が大好きで、ワイン、日本酒、ウィスキー、などなど...とにかくなんでも大好きなのであります。
さて、甲状腺をとった後、うれしいことに変な酔い方をしなくなったんです!二日酔いもめったになし!
どんだけ飲んでるんだって話ですが...大丈夫です、甘えてじゃんじゃん飲んでるわけじゃないですよ。いや、ほんと、気をつけなくちゃなーと思ってる次第です。
今までとは違う、と感じたので先生に聞いてみることに。
「バセドウ病がひどい時には、アルコール飲むと動悸が激しくなるから、変な酔い方するんじゃないかな。とはいえ、飲みすぎないようにね。」
なるほど、私が実感しているとおり。
ただ動悸もそうですが、身体全身が赤くなったり、酔いが回るのが早かったりということがありました。簡単にいうと”悪酔い”の部類ですね。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と肝機能の関係を調べました。(あくまでネットで検索した程度の情報なので、正確なものと保証はできません)
国立病院機構 熊本医療センターの情報によると、食事制限の項目に以下の記載があります。
ヨードから作られる甲状腺ホルモンの分泌が高くなる状態を甲状腺機能亢進症(バセドウ病)と云います。代謝機能が高まり体重減少を起こしやすい消耗性疾患であることから、食事で注意することは...(中略)...(5)アルコールを控える:甲状腺ホルモンが高くなると肝機能に影響するのでアルコールの摂取は避けた方がよいでしょう。
出典:国立病院機構 熊本医療センター
また、甲状腺では有名な伊藤病院のサイトに薬の副作用について書かれています。確か、投薬中には肝臓の数値も血液検査で調べていました。私の場合は、特に副作用はなかったですが。
(2) 肝機能異常
甲状腺機能亢進症だけでも肝臓の検査で異常が見られることがありますが、この場合は、薬を服用して甲状腺機能が正常になればおさまります。
薬の副作用の場合は、飲み始めて2週間から3ヶ月目ぐらいまでに起こります。AST, ALTが高くなるのみのタイプと黄疸のでるタイプの2つに分かれます。メルカゾールよりもチウラジール(プロパジール)で認めることが多いようです。黄疸の出るタイプやAST, ALTがかなり高値になる場合は中止が必要ですが、一時的に軽度の肝機能異常が認められる場合には抗甲状腺薬の継続は可能なこともあります。
出典:伊藤病院
これらがアルコールと直接的な関係性があるとまでは思っていないですが、年齢を重ねてお酒に弱くなったんだなーと思っていたところがあったので、手術後の変化にびっくりしました。正直、わーいって感じですが、飲み過ぎはダメですよね。ダメ、絶対。(←絶対でもないけど、ほどほどに。)
甲状腺の病気は自分が気がつかない変化ももたらしていたんだなと、取ってみて気づきました。10年も患っていたら、元々自分がどんな体質だったかも忘れちゃいますよね。他にもいろいろありそう。